2020年12月10日

家計簿のシンプル化とドル建てコスト集計方法の改良

5年ほど前にGoogleフォームで自作した家計簿を使ってきましたが、入力時に費用項目の分類が必須である点を煩わしく感じるようになったので、ここらで新しいフォームとスプレッドシートへ移行することにしました。

今までの家計簿の年間支出集計シートには項目別のコスト内訳も出力されますが、こういう細かい分類が何かの役に立ったことは結局一度も無かったです。

新フォームの入力必須項目は日付と金額のみ。それと任意入力の備考欄から成る超シンプルな家計簿が誕生しました。さっそく今月から使い始めていますが、日々の入力作業が大幅に省力化されて良かったと思います。

それと今後は、資産残高や生活コストの集計は、円建てよりもドル建ての数字をメインにしていきたいと思っています。いつまでも円建てメインのままだと、円が暴落したときにグラフが上方へ突き抜けたり、新円切替によって過去データとの連続性が失われたりして、厄介なことになりそうだからです。実際、私のポートフォリオはドルで価値を表示する資産が圧倒的割合を占めており、過去のグラフを眺めてもドル建てグラフのほうが上下動が少なく安定しているように見えます。

で、資産残高をドルで見るなら年間支出の方もドルで正確に集計する必要があります。今までは、ドル建ての年間コストを見るのにまず円建ての年間コストを集計し、それを年末の為替レートで割り算した数字を使ってきました。実はこれって正確ではないんですよね。

為替レートは常に変動しているので、円で支出の都度、当日の為替レートでドル換算したコストを併記し、年末にsumを取るのが正確な集計方法になります。新しい家計簿では、支出当日のレートをGoogleFinance関数で引っ張ってきて自動でドル換算して併記するスタイルに改良しました。

関連記事:

半年前、 家計簿の付け方 で取り上げたばかりのオンライン家計簿「ココマネ」が、12月25日でサービス終了となります。 【重要】ココマネ サービス終了のお知らせ|ネット家計簿ココマネ どうせなら31日まで使わせて欲しかったなあ。年の途中で家計簿切り替えると、年末の集計の手間...
yumin4.blogspot.com
うさみみさんのブログ 長が~く続けて、ゆとりある暮らし  ストックとフローと家計簿 を読んで、家計簿の重要性について自分なりに考えてみました。 家計簿をつけるべきか?  と聞かれたら、 つける方が良いと答えると思います。 では、なぜあなたは家計簿をつけていないのか?  ...
yumin4.blogspot.com

0 件のコメント:

コメントを投稿