2009年6月2日

『お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方』



お金の貯め方ではなく使い方にフォーカスした本は珍しいので読んでみたのですが・・・。
頭がいいとか悪いとかじゃなく、これほど価値観の合わない人を初めて見た気がします。お金の使い方こそ十人十色というか、価値観の違いが顕著に出るところなので、貯め方や増やし方以上に正解のないテーマなのだなという思いを強くしました。

冒頭に、
お金を使わない人はますます貧乏になる
と書いてあって、その理由はデフレスパイラルになって収入が減るからというのですから、いきなりズッコケてしまいました。「収入が少ない人=貧乏」という固定観念から抜け出せない人なのでしょうか。

ちなみに私は、映画『マルサの女』に出てくる「金を貯めようと思ったら、使わないことだよ。」というセリフの方が真実を突いていると思います。

「そうだ、投資をして増やそう」
 そう決心した、当時32歳の僕の手元にあったのは、わずか70万円の貯金だけでした。その70万円が、1年後には3億円の資産に成長しました。
これは凄い!年率4万%超のリターンですよ・・・。
でも、これがいかに凄いことか自覚していないようで、
本当に大切で難しいのは、実は稼ぐより使うほうであると断言できます。
 実際、お金を稼ぐのは、それほど難しいことではありません。
のような記述がでてくるたびに違和感を感じました。
実際はお金を稼ぐのも使うのもどちらも普通に大切だし、どちらが難しいかを比較するようなことでもないと思います。

他にも、「違うよ、ぜんぜん違うよ」と突っ込みを入れながら読んだ箇所がたくさんありました。
収入の範囲内で生活する発想をやめる
投資でもレバレッジは危険なのに、生活にレバレッジをかけるんですか!?
収入の半分は自己投資に充てる
自己投資ほどハイリスクな投資はありません。収入の半分で生活するのも大変な時代に、そんなものに集中投資すべきではないのでは?
20代は貯金をしてはいけない
こんな発想はあり得ない・・・。
財布に10万円入れておく
現金主義者の方でしょうか。

数少ない共感した意見の一つがこれです。
副業に過ぎない投資は「ほったらかし」でも大丈夫なものにする


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