2016年6月11日

『ロートレック荘事件』 筒井 康隆 (著)



昔から小説はほとんど読まないのですが、たまには頭の体操にミステリーものを読むのも悪く無いですね。

終盤の種明かしまで辿り着いたとき、「えっ?」ってなりました。作者が仕組んだ叙述トリックにこれほど綺麗に引っかかるなんて、なんて素直な読者なんでしょう。(笑)

思い込みって怖いですね。

読んでみようと思った方は、ネタバレしてしまうと全く面白くないのでアマゾンのレビューなどは先に読まないほうがいいでしょう。疑り深く読むより気持ちよく騙されることをお勧めします。

0 件のコメント:

コメントを投稿