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当ブログ満7歳の誕生日を迎えました。 総PVは7年かかってやっと100万を超えたところです。感謝。 人生の時間があと何年残っているかわかりませんが、ここまでは思い描いた通りの自由なリタイア生活を送ることができているので大変満足しています。 無理に近況報告ネタを書こうとすると 1年...
平均余命はあと30年ぐらいありますが、この1年でその3.3%が失われたことになります。せわしなく上下動する金融資産を尻目に、毎年確実に減っていく時間資源。40歳でリタイアした判断は間違っていなかったと、今なら自信をもって言えます。
人生の有限感以外に最近感じ始めたのが、「幸福のピークは過ぎた感」です。
仕事を辞めて無職になってから本当の自分の人生が始まり、絶対的幸福度は大幅にアップしました。50代目前になった今、好きなことだけをして過ごした40代は自分史上最高の時間だったなあと振り返ることができます。しかしこの間に、老化も確実に進行しています。いつの間にか老眼鏡が手放せない体になってしまいました。この本に書いてあったように、鏡を見るたびに「これがおれなのか?」と感じるのは40代でも同じです。これから先の人生は、否応なしに老化が進行していく自分の体と付き合っていかなければなりません。
今の幸福を犠牲にしてでも「幸せな老後」を追い求めるタイプの人が日本人は特に多いようですが、その幸せっていうのはあくまでも他の老人と比較してマシだという話にすぎないと思っています。自分史の中で比較した場合、老化したことによって下がった幸福度を取り戻すことはできません。そういう意味で、私の人生の幸福のピークは過ぎたと感じるようになりました。
もちろんピークを過ぎたから即不幸というわけではなく、今でも十分に幸福ですけどね。
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