2023年3月19日

中田敦彦の「仮想通貨とWeb3.0革命」シリーズを見た感想 その1

前半。

久しぶりに彼の動画を見てみたところ、なかなか良かったので感想をシェアしたいと思います。

3年半ほど前の記事:

当時の動画ではFacebookのLibraがどうのこうのと熱く語っていましたが、今では影も形もありません。案の定、中央集権型の暗号通貨であるが故に、アメリカ政府に潰されてしまいました。

当時の彼はDeFiもWeb3も全く知らない様子でしたから、私は次のように書きました:
これらのテーマについては中田氏の動画ではまだ全く取り上げていないようなので、今後その可能性に気付いた彼がどのような動画を上げてくるのか楽しみです。

その楽しみが、今回の動画でやっと実現したことになります。暗号通貨について無知で誤解しまくっている多くの日本人が、このような動画を見て誤解を解く機会を得たのは良いことです。

前半32:21「日本人は仮想通貨の理解が遅れている」

同感です。

じゃあ他国の人は正しく理解してるのかと言えば、それも否ですけどね。普段日本語の情報を中心に見ているから、日本人の大半がそうであることだけは確信できます。少しでも心当たりのある方は、この動画を見ることをお勧めします。

(つづく)

2023年3月1日

「差別は悪」という刷り込み

私の4年前のツイートに次のようなコメントを頂きました。(ツイッターは休止中ですが、たまに通知だけ見ることがあるので気付きました)

各種の思い込みを排除して真っ白な心で私のツイートを読んでほしいのですが、「○○するのは差別になる・ならない」みたいな主張はどこにも書いた覚えがありません。趣旨を読み違えています。

私が着目しているのは、それが「差別」か否かではなく、「強制」か否かです。橘氏の元ツイでは、そもそも強制でも何でもない定年制のことを「強制解雇」と表現しているので、その点を明確な誤りだと指摘したのが私のツイートの趣旨です。

元ツイの趣旨からは逸れるものの、「定年制は年齢差別か?」と問われれば私の回答はYesになります。ここで重要なのは、私企業や私人が何らかの契約を結ぶときにどんな差別をしようが自由である、という事です。

これを言うと「差別する自由など無い!」みたいな反応をされる事が多々あるのですが、そういう人は「差別=悪」と教える義務教育やマスメディアによる刷り込みに囚われて思考停止しています。真っ白な心でじっくり考えれば、むしろ差別する権利を公権力が侵害してはいけないことがわかってきます。

橘氏の主張に戻りますと、彼は要するに「定年制は年齢差別だから禁止。解雇規制を全年齢に適用」という共産党みたいな主張をしているくせに、自由主義を連想させる「リベラル」を自称しているからたちが悪いのです。もはや偽物の自由主義ですらなく、完全な社会主義思想の持ち主です。

本物の自由主義(リバタリアニズム)の立場からは、そもそも契約の当事者でない第三者(公権力)が何故、一定の条件を満たさない限り契約の解除ができないように強制してくるのか?と考えます。橘氏の主張とは正反対に「全年齢で解雇規制を廃止する」以外の主張はあり得ないでしょう。

参考ツイート:

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2023年2月27日

『インターステラー』


いろいろなSF映画を見てきた中で、これは最高傑作です。

Gyaoで無料のときに何度もリピート再生しました。オープニング直後の伏線は2回目見るまで気付きませんでした。

そのGyaoも3月末で終了するそうで。悲報ですね。

2023年1月31日

現役世代を踏みにじっているのは誰か

元ツイの内容も勿論おかしいのだけど、この手の世代間対立を煽る反論も的外れ。

「現役世代や未来世代を踏みにじっている」のは老人ではなく日本政府です。踏みにじられる強さが違うだけで、老人世代もかつては現役世代だったわけですから公営社会保障制度に強制的に巻き込まれていることに変わりはありません。「その足を退けろ」というセリフは、制度を強制している政府に向かって言わないと。

政府に面と向かって強制するなとは言えず、その制度の受益者ということになっている人々を加害者認定して叩く人って、制度の内容次第では強制を肯定する側に回りがちです。この人も病人や貧乏人の救済を強制することは仕方ないみたいな論調ですし。

「貧乏人は死ね」と言うのか?→生活保護制度をつくろう!

「病人は死ね」と言うのか?→国民皆保険制度をつくろう!

「老人は死ね」と言うのか?→国民皆年金制度をつくろう!

全部同じです。社会主義を肯定している点において。

いや老人は弱者じゃないだろ、みたいに「弱者」の定義について揉めている時点で、それは社会主義者同士の醜い抗争でしかありません。

参考ツイート:

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2022年12月31日

2022年末の資産残高推移

年に一度の資産残高集計を済ませました。

前年比マイナス73%(USDベース)となり、自分史上ワーストの資産減少率を更新しました。ちょうど1年前の私はこれ以上増えたらどうすんだw的な天狗メンタルでしたが、そんなに甘くなかったです。見事に鼻を折られました。

最大の要因は、ポートフォリオの半分以上を占める暗号通貨ETHの下落です。この1年でETHのドル建て価格は1/3になりました。1年前のブログに「たとえば1年後に半額、いや1/4になっていたとしてもべつに驚きません」と書いたことが現実となったわけです。そして実際に1/3に下落したETHを見てもべつに驚いてない自分がここにいます。預言者か?


ETHの減価率よりもさらに多く資産が減っているのは支出の影響です。今年、人生で3番目と4番目に高額の買い物をしました。資産がみるみる減っていく中でも、さらに資産を減らす方向の意思決定を躊躇しなかった自分を褒めたいと思います。同様の資産激減を体験した2008年の私とは大違いです。当時より人生の残り時間が14年も少ないのだから、それに合わせて財布の紐も緩くなるのは当然と考えます。よくあるX%ルールのような支出の上限を設ける予定もありません。今後もメリハリの利いた支出を続けます。

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