2015年11月17日

『20代で隠居 週休5日の快適生活』 大原扁理 (著) その3



p.38
 節約生活のポイントは、自分でできることはできるだけ自分でやる、ということです。お金はないけど、今たまたま手元に時間はあるから、時間を使う。
 逆に時間がなくてお金のある人は、お金を払って洗濯でも料理でも事務仕事でも人にやってもらえばいいですし。
同意。
ただ、「できるだけ」自分でやると書いてある通り、限度はあります。どうやっても自分ではできないこと(例:インターネットへの接続)もありますし、できるとしても著しく生産性が低いこと(例:食糧の生産)は、別の生産性の高い労働で稼いだ金を介して外注するほうが可処分時間は多くなります。

p.39
 では、両方ない人はどうするか。
 これは今ちょっと答えが見つかりません。
 でも、私だったら、どっちにしても苦しいならとりあえず働きます。
時間もお金も両方ない人って、実はそんなにいません。多くの人は時間だけは必ず持っています。ほんとに時間がない人は寿命が近づいてきた老人ぐらいのものです。

なになに、毎日仕事が忙しすぎて時間がない?
それはせっかく持っていた時間を売っ払ってお金に換えたからですよね。それで可処分時間がなくなったのなら、時間の使い方が間違っていただけです。無駄遣いばかりしてお金がないない言う人に向かって、
「お金がないんじゃなくて、お金の使い方が間違っているだけでは?」
と指摘するのと全く同じことが、時間貧乏な人にも言えると思います。

p.41
 一日の食費は、だいたい300円ぐらいでやりくりしています。多くても500円以下。
素晴らしい。
一日300円だと一年で11万円! エンゲル係数かなり低そうですね。
しかも、ただ安いだけじゃなくて、玄米食や無農薬にこだわったりして健康志向が高いのが特徴です。

(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿