2015年11月19日

『20代で隠居 週休5日の快適生活』 大原扁理 (著) その4



p.64
 毎日あくせく働かなくても楽しく生きていくためには、お金のかからない、かつひとりでも没頭できる趣味を見つけるのが得策です。

 まずは読書です。
(中略)
 読書の際は、もっぱら図書館をフル活用します。
同意。基本中の基本ですね。
読書が趣味だと言えるような人なら、それだけで十分な無職適性があると思います。ほぼ必須条件に近いかも。無職系の人で読書に興味が無いと言っている人は見たことがありませんので。

大原さんは古本屋も活用されるようですが、私は図書館オンリーなので本当に一銭もかかりません。コストパフォーマンスは∞。

p.69
 少しお金はかかりますが、青春18きっぷを使って、日帰り温泉にもときどき行きます。
私も青春18きっぷは格安の移動手段としてたまに使います。
しかし春夏冬の繁忙期しか使えないのが最大の難点ですね。混んでいる時期に安くしたら混雑に拍車がかかるだけなのに…。
むしろ閑散期しか使えない「閑散18きっぷ」を作ってほしいんですが。

 隠居をしていると、平日が日曜日みたいなもんで、混んでいない日時を見計らって優雅に行けるのが嬉しいです。(中略)
 休日は混むので外に出たくありません。
 人ごみが嫌いなので、平日もできる限り通勤ラッシュの終わる9時以降に出かけ、帰宅ラッシュの始まる5時前に帰るように努めています。
同感。
満員電車、渋滞、人混みをほぼ完全回避できる選択肢を持っていることは嬉しいですね。できるだけ混雑に参加しないようにするのは、時間リッチな人だからこそできる社会貢献の一つだと思います。

最近は3連休がやたら多くなってきて、隠居の身としては逆に自由に過ごせる平日がどんどん減らされて悲しいです。休みの取り方まで「みんないっしょ主義」が刷り込まれている日本社会、何とかならないものでしょうか。

(つづく)

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