2020年7月20日

政府を信じてついて行くと最後には…

ツイッターより。

政府主催のGoToキャンペーンに群がる人々がルールの二転三転で大混乱に陥っているようですが、正直ざまあ見ろとしか思わないです。納税者から見るといつもの強盗キャンペーンでしかなく、こんなものを正当化できる要素など一つもありません。

それにしても政府主催の公金ばら撒きキャンペーンを大歓迎する国民の皆さん、鼻先にぶら下げられた餌にそんな簡単に釣られちゃっていいんですか。国民に利益を与えるふりをしつつ政府が優先するのは、誰よりも政府関係者の特権や利益の温存・拡大なんですが。

政府の本質を見抜けず、無邪気に政府の言うことを信じてノコノコついて行ったら、最後には梯子を外されて身動きできなくなるのは必然と言えるのでは。もともと国(政府)とはそういうものであり、その本質は実際に大量の人が死んだ大日本帝国政府の時代から何も変わっていないと思います。

今更こんな当たり前のことをツイートしただけでバズるのですから、終戦から75年の月日が流れ、自国政府に殺された大量の日本国民がいたという事実は人々の脳内から消え去ってしまったようです。まさに「歴史は繰り返す」ことを証明する現場に我々は居合わせているのかもしれません。

参考ツイート:

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2020年7月15日

年金問題の本質はGPIFの運用成績ではない

ツイッターより。

同感です。

XXショックなどによりGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用成績が乱高下するたびにこのような応酬が見られますが、いつも主さんと同様の違和感を覚えます。

短期的には大幅マイナスリターンになることがあるのも事実だし、長期(19年間)ではしっかりプラスのリターン(年率2.58%)になっているのも事実。前者の報道は偏向していて、後者の指摘の方がより中立的であるのもその通り。

でもたったそれだけの話であって、「年金問題の本質にはカスリもしていない」という点において両者は共通しています。

話題にする人は少ないものの、こちらが年金問題の本質です。

Q. 結局その運用益とやらはどこへ行くのか?

A. 2030年代と言われる積立金の枯渇時期が数年先延ばしになり、逃げ切りに成功する先行世代がその分だけ増える。運用益は全て逃げ切り世代の懐へ行く。

ぶっちゃけこういうことですよね。

残念ながら積立金が枯渇した後に年金を受け取ることになるであろう若年世代(概ね現在の40歳未満)にとっては、GPIFの運用成績なんてほんとどうでもいい話です。そんなものに一喜一憂するのは、逃げ切れるかどうかのボーダーライン付近の人たちだけで十分です。主さんの嗅覚は正常だと思います。



参考ツイート;

参考記事:
厚生労働省のサイトに「いっしょに検証!公的年金」というマンガが載っているが、この説明にはいろいろと無理がある。私が気になった箇所を抜粋して指摘したい。
www.mag2.com
年金問題を考えるとき、私たち日本国民が見なければならないのは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用パフォーマンスではなく、むしろ毎年の過不足金額です。
www.mag2.com


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2020年7月10日

孤独適性の有無も人それぞれ

ツイッターより。

同感です。

一つだけ違和感があるのは、ソロ「耐性」という表現ですかね。ソロ(孤独)とは、向いている人にとっては耐える対象でも何でもなくて、むしろ積極的に求める理想的な状態じゃないでしょうか。逆に孤独でない状態の方こそ耐える必要がある人もいることを踏まえて、ここは価値中立的に「適性」と表現していただきたかったなあと思います。

よく話題になるリタイア適性の場合も、どうやら適性有者の方が少数派らしいことがわかってきました。そのリタイア適性有者に限定しても、外向的で他者との関わりが好きな人の方が多い印象です。

なので、孤独の適性有者となるとリタイア適性有者よりもっと少数派だと思うんですよね。圧倒的多数派の孤独適性無者にとっては孤独適性有者の感性が全く想像できず、「孤独は寂しいに決まってるよね」みたいなステレオタイプな発想しか出てこないのだと思っています。

参考ツイート:

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2020年7月5日

「公営の方が安い」という錯覚

ツイッターより。

ほんこれです。

教育、保育、健康保険、介護保険、年金。多額の税金が注ぎ込まれている公営制度のすべてにおいて、このような錯覚をしている人々が大量に存在します。

中でも一番錯覚に無自覚な人が多いのが健保と年金だと思います。「民間の保険でこんなお得な商品はあり得ない」などと、全力で皆保険制度と公的年金制度を持ち上げる人々が跡を絶ちません。

公営制度の場合のみ、税や保険料を強制徴収して賄うというチート行為がまかり通っているのだから、そんな相手と競争できる民間企業があるわけないでしょう。

おまけに保険業はガチガチに規制されており、たとえば海外のお得な保険商品を買うことも日本人には極めて困難です。本来なら存在していたはずの選択肢をことごとく奪われ、ほぼそれしか選べないように仕組まれているとも知らずに、公営制度を有難がっている日本人の姿が滑稽に見えて仕方ありません。

逆に言うと、国民をここまで錯覚させる迷彩方法を考えた政府の中の人は超優秀ってことです。彼らがもっと無能ならどんなに良かったことか…。

参考ツイート:

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