2008年6月11日

早期リタイアまでの道のり

初めて自分で自分のお金を管理し始めた学生時代から長い間、資産=貯金でした。
それ以外の何かに資金が向かい始めたのは、今からせいぜい8年ぐらい前のことでしょうか。実ははっきり覚えていませんが、住宅ローンの繰上げ返済も終わって、自由に使えるお金が急に増えた頃だったと思います。
当時はこれといった目的意識も無く適当に外貨や国内株を買う程度で、資産運用を始めたという意識は薄かったと思います。

5年前ぐらいから、だんだん会社員としての未来に希望が持てなくなり、早期リタイアという目的意識が生まれてきました。
仕事の合間に色々な本を読み漁って知識を吸収し、現在の運用スタンスの基礎を固めました。有害な投資本も多い中で、初期の頃にランダムウォーカー系の良書に出会えたのは幸運でした。



しばらくして初めて資産総額をきちんと集計してみたところ、けっこうな金額になっていることが判明し、早期リタイアという目標が一気に現実味を帯びてきました。

その後も順調に資産を積み上げ、約1年前に早期リタイアという目標を達成しました。

正直言って私は資産運用が上手くないと思っています。
リタイアできるだけの資産を築くことができたのは、巧みな運用で資産を増やしてきたからではなく、長年の会社員としての安定した収入と地道な節約によって、資産の基礎を積み上げてきたことによるところが大きいと思います。

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