2008年6月24日

『人生後半戦のポートフォリオ 時間貧乏からの脱出』 を読んで



時間、カネ、モノはトレードオフの関係にあり、
M(カネ)+G(モノ)+FT(自由時間)=100%
という式が成り立つとのことです。

普段カネやモノの価値を意識することはあっても、時間の価値がそれらと対等な関係であると意識することは少なく、良い気付きを与えてくれます。

時給=年収/年間労働時間
という式で自分の時給を割り出して時間の価値を比較可能にしてみると、カネやモノを得るためにそれ以上の価値をもつ時間を使うのは合理的でないと考えることができます。

ところが、働かなくても食べていける期間を割り出すときにも、この時給をそのまま用いているため、結果として出てくる年数が小さくなりすぎるように思いました。

たとえば、年収700万円の木村君が正味1370万円の資産をもっている場合、働かなくても食べていける期間はわずか2年と出ます。しかしこれは、木村君が 1年に自分の年収と等しい生活コストを浪費するという前提に立っており、資産形成を目指している人にとっては全く現実的ではないと思います。

時間戦略Aとして、「モノを持たないこと」を説いています。
その一例として持ち家よりも賃貸住宅が良いと主張していますが、教科書的には将来どちらが有利とも言えないはずです。たまたま近年はデフレで賃貸派が得をしたという結果をもって根拠とする、ただの「あと出しじゃんけん」だと感じました。

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