2008年6月17日

『となりの億万長者』 を読んで



アメリカのミリオネアのほとんどは、高級住宅街には住んでなくて、高級車にも乗ってなくて、高価なスーツや腕時計も身に着けていない、ごく普通の人たちであるという事実を、アンケート調査などで明らかにしています。

なるほどと思った部分を抜粋してみます。

金持ちの特徴を三つの言葉で言い表せば、倹約、倹約、倹約
マスメディアに刷り込まれた派手なイメージは今すぐ捨てましょう。

期待資産額=年収*年齢/10
現在の資産がこれを上回っていれば蓄財優等生、下回っていれば蓄財劣等生とのことです。
たとえば年収600万で40歳なら2400万。
高すぎず低すぎない絶妙な基準だと思います。

所得税こそ最大の敵。
資産を築くには、課税対象となる現金所得を最小限におさえ、含み益(現金を伴わない資産価値増加)を最大限にすべきである。
これは、不労所得に対して否定的な私の記事と同じ考え方です。

私たちが調査した億万長者の95%が株を所有しており、大半の人が資産の20%以上を上場株に投資している。(中略)
株を頻繁に取引する億万長者を見つけるのは至難の業である。(中略)頻繁に取引するのは、億万長者でない人のほうが多い。なぜといって、毎日、毎週、株を買っては売り、売っては買うのは非常に金のかかることだからだ。
ミリオネアの多くが長期投資家でもあるという事実には勇気付けられます。

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