2021/05/06

DeFiでJPYCを貸し借りできる時代に

ツイッターより。

画期的ですね。

JPYCが誕生してから僅か3か月余り。銀行や人間を介することなく、自動化された分散型金融システムを介して日本円のステーブルコインを貸し借りできる時代に入りました。

DeFiのレンディングと言えばCompoundやAAVEが有名ですが、そこで貸し借りできるのは予めリストされた通貨のみで、今のところJPYCは対象外です。

impermax.financeは最近、ガバナンス・トークンIMXのエアドロップの件でその存在を知りました。配られた400IMXの時価は400USD程度なのでショボいんですけど、このようなレンディングプールを誰でも作れるのは、Compoundなどには無かった特長です。


Borrowingの方は、先に担保資産をUniswapのLPトークンでDepositしなければならないので、Uniswapの流動性提供をやったことがない人にはハードルが高いと思われます。

LendingだけならJPYCを持っていればすぐにできますが、私は持っていないので試すことはできません。JPYを払ってJPYCを発行してもらえば入手できますけど、あいにくJPYは手持ちがほとんど無いもので…。藤巻健史氏も同趣旨のツイートしていましたが、うっかりしていると日々の支払いにも支障をきたしそうになります。

金利は需給によって変動しますが、現在はLending1.14%、Borrowing4.23%と表示されています。いつでも出し入れできる流動性がある割に、法定通貨のJPYとは比べ物にならないほど高金利と言えるのではないでしょうか。

ただし良いことばかりではなく、新興のDeFiなのでCompoundほどの安全運用実績は全くありません。スマートコントラクトのバグを突かれて資産を失うリスクが高めであることには注意が必要です。

あと、Ethereumの相変わらず高いトランザクション手数料(ガス代)がネックになります。少額で試してみるわけにはいきません。最低でも100万JPYCを半年ほどレンディングしないと、利息よりもガス代の方が高くなりそうです。

参考ツイート:

参考記事:

ゴールデンウィークが終わります、これからまた大型出勤か〜 あっ本日とうとうユニスワップV3の日ですね
hide.ac

関連記事:

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ツイッターより。 ノーリスクとは言わないけど $USDC にするだけでこんなに高金利のレンディング先があるわけだし、取引所へ入金→ステーブルコインを運用っていうムーブメントがきてもいいような。 pic.twitter.com/I1KGTbp8YD — DEG(デグ) (@DE...
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2021/05/02

暗号通貨のユースケース

ツイッターより。

これは面白い&便利な体験でしたね。

実際にどの暗号通貨を送金したのか気になります。写真に写っているロゴを見る限りドルのステーブルコインはUSDTだけ?それでも十分ですが、DAIを受け取って貰えるなら更に嬉しいですね。

スコピエは北マケドニア共和国の首都。通貨はマケドニア・デナール(MKD)。対USDの為替レートを見ると比較的安定してます。2003年と現在のレートが同じです。

中小国のローカル通貨にありがちな通貨安の傾向が見られません。両替所ビジネスが進んでいるのは、自国通貨の信用が低いからではなさそうです。

時代が一歩進んだのは確かです。両替所で現金同士の両替しかできなかった時代よりも選択肢が増えました。現金の入手に暗号通貨が使える、これだけでも一つの立派なユースケースではありますが、まだまだ序の口だと思います。

現金を経由せずに店舗で商品と暗号通貨を直接交換できるようになる、これが最終的なゴールではないかと。そこに到達する前に、まず暗号通貨ウォレットとリンクしたデビットカードが普及するフェーズが来る可能性もあります。もしかしたら日本人が蚊帳の外なだけで、世界的には既にそのフェーズに入っているかも…。

ゴールに到達するには、速度やスケーラビリティなどの課題を乗り越えなくてはなりません。一朝一夕に解決できることではないものの、それほど遠い未来のことでもない気がします。

暗号通貨の技術動向から目が離せません。

参考ツイート:

2021/04/13

暗号通貨ネガティブキャンペーン開催中

金融庁が次のようなビラを公開しています。
暗号資産に関するトラブルにご注意ください!:金融庁
暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。
しれっと「国がその価値を保証している法定通貨」なんて書いてますけど、ダウトです。法定通貨の価値など誰も保証していません。

暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。
その通りです。
しかしそれは暗号資産に限ったことではありません。株式、不動産、ゴールドなどの投資対象もすべて、「価格が急落し、損をする可能性」があります。

そして最も忘れがちなのは、法定通貨にもその可能性がある事です。75年前に起こった事実をよく覚えておきましょう。

暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。
利用する際は、登録を受けていない事業者でないか、無登録業者として警告された事業者でないか、必ず事前に確認しましょう。
この登録がどうたらこうたら言えるのは、国内業者に限った話です。金融庁は相変わらず海外業者に対しても「警告」を送りつける脅迫行為を繰り返しているようですが、そんなものに法的拘束力はありません。新型コロナの自粛要請みたいなものです。海外業者も日本の規制に従えとおっしゃるなら、警告ではなく「命令」なさったらよろしいのでは? 東京都がそうしたように。

マッチングアプリ云々に至っては、何に投資するにせよ詐欺には気をつけましょう、で済む話です。これをわざわざ「暗号資産に関するトラブル」としてビラ配りをする金融庁に、暗号通貨への強い悪意を感じます。

参考ツイート:

関連記事:
ツイッターより。 法定通貨とクリプトどっちが価値があるかなんて論じる意味がない。クリプトは日本中の至る場所にて強制通用はできない。法定通貨は強制通用をどこにあっても100%できる。これが法定通貨の独立自尊の価値。クリプトはリスクリターンが得られる。法定通貨はリスクがない分リターン...
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ツイッターより。 色々な政治的な話(雰囲気)とかは別として邪魔にしかなっていないということを、もっと関連メディアとかも厳しく追及するべきだし、企業も少しくらい反論/批判してもいいようなものだと思うけど、空気読み過ぎでしょ。ブロックチェーン業界とか言って金融庁の顔色伺ってるだけな...
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こんなニュースが話題になっています。 金融庁、海外の仮想通貨取引所「Binance」に対し警告 金融庁は3月23日、香港の仮想通貨取引所「Binance」(バイナンス)に対し、日本居住者を相手方として無登録状態で仮想通貨交換業を行っているとして警告を発表した。 www.itme...
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九条さんのブログより。 Binance、その恐るべき成長 - 投資でセミリタイアする九条日記 2017年の仮想通貨高騰では、どんな仮想通貨に投資していた人も大きく利益を享受しました。一方で、ゴールドラッシュの際に最も儲かったのがスコップを売っていた人であるように、仮想通貨業界で...
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2021/04/01

FTXでレンディングしてみるテスト

ツイッターより。 

FTXを弄り始めたもう一つの目的は、これを自分の目で確かめることでした。百聞は一見にしかず。

レンディングの金利は需給によって1時間毎に変動しますが、法定通貨のUSDで年利30%、ステーブルコインのDAIで年利18%あたりを表示していることが多かったです。

あれだけ乱高下するS&P500の期待リターンが配当込みで10%程度だというのに、それより遥かにローリスクなUSDを貸し出すだけで、18~30%ものリターンが期待できるのは美味しすぎませんか。頭の中が「株式投資とは?」という疑問文で埋め尽くされそうになります。供給がよほど足りないのか、需要が多すぎるのか、FTX固有のリスクを織り込んでいるからなのか。謎です。

24h Average Borrowed の数字を見ると、こんなに金利差があってもDAIよりもUSDの貸し借り金額が250倍も多いことがわかります。これも不思議。DAI借りてUSDに替えて貸す、という裁定がなぜ働かないのかなと思います。

DeFiの革新性や規制耐性には大いに期待していますが、FTXを触ってみて思ったのは、CeFi(中央集権型金融)もまだまだ捨てたものではないなという事。FTXは、もはや単なる暗号通貨取引所を超越した存在になりました。

使い方次第では暗号通貨に一切触れること無く、法定通貨経済圏だけで資産運用を完結することもできます。FTXは新旧ハイブリッド型の金融機関へ上手に進化を遂げたと言えるでしょう。日本国内の暗号通貨取引所が昔より退化し、販売所形式のボッタクリビジネスが蔓延っているのとは対照的です。

関連記事:

暗号通貨取引所でも株式が買える時代に ツイッターより。  分離課税じゃないという問題はあるが、日本の証券会社で買うよりめちゃくちゃお手軽に買えるね。 こうやってなし崩し的に証券のデジタル化も進んでくのだろう。 https://t.co/0WMCKTBsTV — ビットコイン革命...
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2021/03/31

FTXで株式トークンを買ってみるテスト

ツイッターより。  分離課税じゃないという問題はあるが、日本の証券会社で買うよりめちゃくちゃお手軽に買えるね。 こうやってなし崩し的に証券のデジタル化も進んでくのだろう。 https://t.co/0WMCKTBsTV — ビットコイン革命軍〜BTC⚡️Revolution (...
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昨年こんな記事を書いておきながら、その後はDeFiの動向ばかり追っていたので、FTXはとりあえず口座開設とKYCしただけの状態で放置していました。久しぶりにログインして弄ってみたところ、
インデックスETFが買えるようになるのも時間の問題かと思います。
米国株投資家に大人気のS&P500 ETFの一つ、SPYが買えるようになっていました(もしかすると上の記事を書いた時点でも買えていたかも?)。

FTXの特長の一つは、扱っている法定通貨の種類が多いことです。主要通貨だけでなく、AUD, CAD, HKD, SGD, TRY, ZARなどのマイナー通貨での入出金も可能。こういうリストにJPYが見当たらないのはいつものことなので、気にしてはいけません。


私は偶々持っていたUSDを送金しましたが、JPYしか持っていない場合はBTCやETHを経由して送金する方がローコストかもしれません。

なお、ほとんどの株式トークンはUSDとの取引ペアしかありませんが、テスラ株TSLAだけはBTCでも取引できるようです。面白いですね。

今回は試しにSPYを少額買ってみました。トークンなので暗号通貨と同様に、1株未満の小数でも買い注文が出せます。SPY/USDの板はそこそこ厚みがあり、すぐに約定しました。


板取引の手数料はMaker0.02%, Taker0.07%と格安です。DeFiと違って手数料が金額に比例するので、少額であればあるほど躊躇なく取引できます。

購入した株式トークンを取引所から自分のウォレットへ動かせるのかどうかが重要なのですが、できるともできないとも書いていなかったのでよくわかりませんでした。

これを検証するのが今回の目的でした。 

結論:できません

FTXのウォレットから出金可能な資産には [WITHDRAW] ボタンが表示されるのですが、SPYの行には表示されません。ついでに言うと [DEPOSIT] ボタンも無いので外部からの入庫もできません。


残念ながら、今回購入したSPYはFTXのcustodialウォレットでのみ保有可能なトークンにすぎないことがわかりました。したがって、FTXがハッキングされたり管理者が悪さをして資産が流出するリスクを排除することはできません。

non-custodialな自分専用ウォレットで株式を保有するという夢の実現には、もう少し時間がかかりそうです。

参考ツイート: