2008年11月19日

シティバンクオンラインのUI変更

最近、シティバンクオンラインのユーザーインタフェースが全面的に変わったようです。

従来の口座番号ではログインできなくなったので、まずユーザーIDとパスワードを登録する必要があります。

そのIDでログインしたところ、「預金商品等に関するお伺い」というページが現れ、次のような質問をされました。
I. お客様の投資経験と知識について
II. お客様の金融資産の状況について
III. 為替リスクのある商品での運用について
IV. その他の質問について
Q1. 資産運用または外貨預金の利用をされるにあたってのお考えは次のうちどちらですか?
Q2. 一般論としてお答えください。仮に市場環境の悪化により、6 ヶ月で10%下がったとします。お客様の投資期間が長いことを前提とした場合、今後の運用をどのようにしますか?
Q3. 年率平均4%程の利回りで10年間で元本を1.5倍にするという運用目標に対して、ご自身のお考えに一番近いものをお選び下さい。
この質問の答えから、
お客様のリスク・スコア: 3
のように判定されます。いったん判定されると同日中は変更できないので、テキトーに回答しないほうがいいでしょう。

外貨預金取引に関するご注意」によると、リスク・スコアは5段階あって、低すぎると利用できない金融商品もあるようです。
・「預金商品等に関するお伺い」について

2007年9月より「金融商品取引法」が施行となり、当行では「預金商品等に関するお伺い」にご回答いただき、お客様のご資産やご収入、投資のご経験や知識、投資の目的ならびに為替リスク等に関するお考えをより詳細にお聞かせいただいた上、お客様に適合した商品をご案内させていただきます。
つきましては、お客様のご回答結果に基づいて当行が算定いたしますお客様の「リスク・スコア」(5段階)が、ご興味のある商品の「リスク・レベル」に満たない場合、お客様のご希望に添えない場合もございますので、あらかじめ ご了承ください。

今回、普通預金の米ドルを定期にしたのですが、その際には次のような確認事項と「お取引の目的」をきく画面が出てきました。これも以前は無かったように記憶しています。

citi2.JPG

citi3.JPG

ちなみに米ドル定期預金の金利は1週間0.1%、1ヶ月0.3%という有様で、野村外貨MMFの1.345%と比較すると異様なまでの低金利戦略(笑)であることがわかります。シティバンクの口座は海外旅行前のTC調達に利用してきましたが、ドル建てデビットカードを入手した今となっては存在価値が希薄になっています。最近は円高の影響で口座維持手数料がかからない20万円相当の外貨を維持するのに苦労していますし、今後は解約も視野に入れて検討していきます。

1 件のコメント:

  1. Firstradeのドル建てデビットカードがあれば(また、高等遊民さんのようにリタイアされ新たな海外送金をそれほど必要とされない方なら)Citi口座の存在価値が希薄というのは納得します。
    ただ、海外の資金を日本に送金するときは何かとCiti口座を持っていた方が便利ではありませんか?また、Citiのe-savingは金利0.5%(但しこれは5月19日時点の話で、今はもっと低いかもしれません)で、円金利としてはかなり魅力的なので、口座維持手数料のかからない100万円だけ放ったらかしにしておくという手もあるかと思います。

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