小室容疑者レベル落とせず生活費月800万
という記事より:
100億円を超える預金があったにもかかわらず、わずか10年で借金十数億円を抱える生活に転落。それでも、生活費は月に800万円で、事務所運営費も月に1200万円かかっていたとされる。1度味わった華やかな生活レベルを落とせなかったプライドが、逮捕の悲劇を引き起こした。100億円を10年で使い切るには月8,000万円以上使う必要がありますから、計算が合わないですね。月800万円使い続けたとしても100年、2,000万円でも40年以上は暮らせるので、資産に見合った生活レベルと言えなくもないです。
破綻の直接原因は、生活レベルよりも起業の失敗だと思います。
ところが96年、世界のメディア王、ルパード・マードック氏と提携し、アジア進出を目指す合弁会社「TKニューズ」(後のロジャム)を香港に設立したことが転落のきっかけだった。資本金1億2000万円を小室容疑者が1人で出資。アジア最大の音楽プロダクションを目指し、小室容疑者も投資し続けた。一時は小室容疑者のために5人の秘書が置かれた。しかし、ヒット曲に恵まれず、株価も下がり続け、70億円ともいわれる負債を抱え事業から撤退した。100億円もの資産がありながら、わざわざ自らリスクを取って起業してハイリターンを狙うのは、どう見ても合理的な選択ではないでしょう。
これだけお金を稼ぐ能力がある人でも、ファイナンシャル・リテラシーが欠如していればお金は残らない・・・この冷徹な法則が支配する世界に生きていることを忘れないようにしたいものです。
余談。
ZAKZAKの記事より:
ファッションリーダーとしても知られた小室だが、逮捕された際のファッションはただの人だった。着用していたのはユニクロが4月に発売したアニメ「機動戦士ガンダム」のコラボレーションTシャツで、「ズゴック」という兵器がプリントされている。ズゴックTシャツ、ユニクロのサイトで見たら早速売り切れてました。(笑)
これだけお金を稼ぐ能力がある人でも、ファイナンシャル・リテラシーが欠如していればお金は残らない・・・
返信削除反面教師として最高の例ですね。とてもわかりやすい。