2009年1月26日

Amazonのカスタマーレビューの信頼性

私がある本を読んでみるかどうか決めるときは、Amazonのレビューを参考にすることが多く、明らかに評価の低い本は借りて読むことにも躊躇します。

今までAmazonのレビューはWikipediaの情報と同じ程度には信頼できると考えていましたが、偶然このようなブログ記事を見つけてしまった以上、少し考えを改めなければならないようです。
閲覧者が「報告する」というボタンをクリックさえすれば、それが一定数に達すれば機械的にレビューが削除されるしくみになっている
不適切なレビューを報告する機能を設けること自体は問題ないはずでしたが、それを悪用する輩の存在を想定していないために、気に入らないレビューを数の力で抹殺することが可能になっています。これはシステムの大きな欠陥です。このような情報操作を許すぐらいなら、報告機能は無いほうがマシと言えるでしょう。

時々、気持ち悪いほど5つ星レビューばかり並んでいる本や、その逆の本に出会って、いかにも不自然な印象を受けることがありますが、情報操作されている可能性も考慮に入れる必要がありそうです。

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