2008年10月27日

余裕資金の定義

PALCOMの海外投資塾: 100年に1度の危機というけれど
から引用させていただきます。
長期投資といえども、所詮、資本主義の継続的発展という目にかけるギャンブル(これまでのところは分のよいギャンブルでした。)ですので、余裕資金(単に現在使うあてがない資金という意味ではないです。そのお金がなくても、人生設計が大きく狂うことはないという意味です。)で行わなければならないのは当然です。
と書かれています。
概ね賛成なのですが、少し引っかかったのが、

余裕資金=単に現在使うあてがない資金という意味ではなく、そのお金がなくても人生設計が大きく狂うことはないという意味

と定義されている点です。
「余裕資金」という言葉を、一般的に見られる定義よりもかなり狭い意味で使われているように感じました。

この定義にあてはめると、私には余裕資金が無いことになります。そのお金が消えて無くなったら(つまり投資の実質リターンがマイナス100%だったら)、人生設計が大きく狂うからです。余裕資金でない資金で長期投資を行っていることになってしまいます。

しかし、私が長期投資に回しているお金は、当分の間は使う予定がないからリスクに晒す余裕があるという意味において、私にとっては「余裕資金」なのです。長期投資の実質リターンがマイナス100%だったら困るけれど、たとえばマイナス20%なら(期待リターンには遥かに及ばないとしても)困らない。そういう位置づけのお金を「余裕資金」と呼ぶことは、何ら問題がないと考えます。

逆に考えると、マイナス100%のリターンでも困らないお金なら、敢えてリスクに晒してプラスの期待リターンを取りに行く意味がどこにあるのか、わからなくなってきます。本当に消えて無くなっても困らないお金なら、投資ではなく、少しずつでも消費に回したほうが幸せになれるのではないでしょうか。

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