2008年10月14日

貸株サービス利用中止

7月に「貸株サービス利用の準備中」という記事を書いた後、予定通りカブドットコム証券とSBI証券で貸株サービスを利用していましたが、早くも中止することにしました。

保有している株式を貸すということは、所有権という強力な権利が無担保債権という脆弱な権利に化けることを意味します。

証券会社という一企業の信用リスクを引き受けるにしては、高々0.5%程度の金利収入では、預金保険制度という担保付きの銀行預金でさえ同程度の金利が付くことと比較すれば、リスクプレミアムがなく割に合わないと思った次第です。

もちろんその背景には、今回の株安で証券会社が破綻するリスクが小さくないのではないか、という不安心理があることは否めません。

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